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弊社のこれまでの歩みについて、平成22年に発行した創立60周年記念誌の内容よりご紹介します。
秋葉原の歴史とともに歩んだ60年
露店撤廃令により創業同士10名にて当地へ移転、ラジオストアーとして営業開始。
露店撤廃令により、仕事の拠点であった須田町界隈の店舗を失った有志が団結、さまざまな交渉の上やっと手に入れた秋葉原高架下の店舗であった。
しかし、移転した当初は露店当時の賑わいとは一転、冬の寒風厳しい日には通路に火鉢をおき店員全員で暖をとるほど駅周辺は閑散としていた。
また来店も殆どなく、店頭でキャッチボールをする光景がよく見られたほどである。
しかし昭和25年6月から3年に渡る朝鮮動乱特需により電子材の需要が急速に高まると同時に、駅周辺にはラジオセンター、東京ラジオデパート、秋葉原電波会館等続々と開店し、高架下も活況を呈する事になる。
昭和24年 | 露店撤廃令により創業同士10名にて当地へ移転、ラジオストアーとして営業開始。 |
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昭和25年3月 | 株式会社として設立登記、初代代表取締役に森田雅雄就任。資本金20万円 |
昭和26年3月 | 代表取締役に安部与吉就任。 |
昭和28年5月 | 増資 資本金35万円 |
創業者は、安部与吉、水谷保、知念福永、齋藤芳男、黒川豊康、田中キヨ子、成田吉成、小泉角一、高槻登、足立誠一、の10名。
創業者たち。
上段右から齋藤芳男、1 人置いて、水谷保、安部与吉、下段右から成田吉成、田中キヨ子、足立誠一